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アンダーピニング工法について知ろう

アンダーピニング工法とは、別名を鋼管杭圧入工法ともいい、地盤に関する工事法のひとつです。構造物の下に鋼管杭をジャッキで圧入し、構造物を支持する場合に用います。

アンダーピニング工法が採用されるケースとして代表的なもののひとつは、沈下修正工事です。建物の下の安定した地盤の部分に届くように杭を打ち込み、建物を水平に修復した後、基礎との隙間にモルタル等を充填します。

もうひとつのケースとしては、地下の構造物を建設する場合が挙げられます。都市部の地下には歩道・自動車道路・駐車場などの構造物がすでに数多く敷設されていますが、それらの下にたとえば地下鉄の駅などさらなる構造物を建設しようとする際に、既設構造物に影響を与えないように仮受け杭を打ち込み、空隙を作って工事を進めるという工法が用いられます。